屋根裏の寄り合い3月  BYヤン

きのうは、私が所属するおはなしサークル主催の寄り合いでした。
語られたお話
「鳴いてはねるヒバリ」『お話のろうそく6』東京子ども図書館
「水晶の小箱」『子どもに語るイタリアの昔話』こぐま社
「おむすびころころ」『子どもに聞かせる日本の民話』実業之日本社
「天までとどいた木」ババ・ヤガー語りの森
「あくびあや太郎」『くしゃみくしゃみ天のめぐみ』松岡享子作
「まぬけなトッケビ」『おはなしのろうそく30』
「ものいうなべ」『ものいうなべ』岩波お話の本
「雪娘」『日本の昔話5』福音館
来た人から順に黒板にお話を書いてエントリーします。
長いしっかりしたお話が多かったので、時間内にこれだけしかできませんでした。
でも、めっちゃ充実していました。
せっかく来てくださったのに語れなかった方々、申し訳ありませんでした。
来月、聞かせてくださいね。
Mさん、新刊絵本ありがとう〜
これがまた面白いんですよ。
  ヤン

9 thoughts on “屋根裏の寄り合い3月  BYヤン

  1. あのおはなし、「まぬけなトッケビ」って題だったんだ!
    語られた方のお人柄か、もうトッケビがいじらしくてかわいくて可哀想で・・・
    半泣きでしたよ。
    いいのか人間!それでいいのか!
    ・・・あー、でも子どもはザンコクだから、自分が得すれば満足するのかな。
    子どもがどんな反応したのか教えていただきたいです。
    お茶会に残れなくて残念でした。

  2. ごぶです。ごぶさたしてます。
    (また長文ですよ、すみません…)
    先日、日常語で「竜宮女房」を語ったらものすごく楽しかったんで、報告させて下さい。
    毎月行ってる2年生です。20人位。
    2クラスで語りましたが、1クラス目がめちゃめちゃ反応が良かったんです。小ちゃい頃からよ~く知ってる子が数人いて、いつもおはなしを楽し~く引っ張ってくれます。
    はじめその子たちが一言一言に「ふんふん、ふんふん」ってうなずいてくれてて、その人数が段々増えていきます。
    乾いてない生木やから全然売れへんねん→子ども…え~かわいそ!
    (魚売りが)生木と魚、取りかえてくれてん…→やっさしぃ~!
    (息子は)魚みぃんな海へ逃がしてやってんて…→めっちゃやさしいやん!
    父親ちぃ~っとも怒らんと「おぉ、そらえぇことしたなぁ」…→えぇ~!こっちもめっちゃやさしいやん!
    っとまぁ、ひとつひとつ全部に返しがあります。そんな感じですすんでいって、そして…
    嫁さんが「私がしたくはしますから」と言う場面が何度も出てくるのですが2回目位から子どもが
    「わたしがしたくはしますからぁ~」
    って私と一緒に言うてくれるんです。
    そして3回目位から、嫁さんが「手ぇをぽん ぽん ぽんって3べんたたいたら」も一緒に言うて、手ぇまでぽん ぽん ぽんって叩いてくれるんです!
    びっくりしました!
    そしてめっちゃくちゃ楽しかった︎
    まさに一緒になっておはなしの世界を創った、完成させた、感じです。
    だから、自然と、同じ場面は同じ言葉で語るし、子どもが来て欲しいところ(タイミング・間)でいく、という事になっていました。子どもが繰り返しを待ってるのもよ~くわかりました。
    これがウワサの「昔話の形式意志」なのか⁈っと さぶイボ がでました。
    ヤンさん、そうなんですか~?
    今まで標準語で語っていた時には、こんなにはっきりと体感した事はありませんでした!
    やっぱり、昔話は普段の言葉で、日常の一部として語られてこそ、本来の、勢いやかなしさや面白さや色んな事が増幅されるんかな。
    あんだけ一緒に言うて楽しんだおはなし、この子ら語れるんちゃうかな、と思ったら、この子ら伝承してくれるかも!?
    あ~~~!そうやって昔話って伝わってきたのか?
    ヤンさん、そうなんですか~?
    私、また、アホな言うてますか~?

  3. ごぶさん、お久しぶりです。
    祝! 復活!!
    アホなことではないですよ~
    とっても核心ついてると思います。
    ウワサの(笑)「昔話の形式意志」については、改めて書くことにします。
    これ、難しいし、でもブログ見てくれている人みんなに知ってほしいしね。
    「竜宮女房」
    よかったね~!
    日常語での語りだから、子どもたちと作り上げることができる、とは限らないと思います。
    きっと、ごぶさんが、日常語で語ることを通じて、子どもたちと、お話の中でもはだかのつきあいができたからだと思います。
    日常語で語っても、はだかでなければ、子どもたちは入ってこない。
    共通語で語っても、垣根を作らなければ、なんぼでも入ってきてくれます。

  4. ごめんなさい、とちゅうで送信してしまった~
    それでね、何が何でも日常語で語るべきだとは思わないんです。
    大事なのは、ごぶさんの体験のように、昔話って本来、なに?ってことを、体感することだと思うのです。
    そのために、昔話は本来語り手の日常の言葉で語られてきた、そのように語ってみようではないか、ということなのです。
    そうやって、楽しく(=深く)聞いた子どもたちが、家族や友達に伝える、子や孫に伝える。そのようにして、本来の昔話は語りつがれてきた。
    目指せ、口承の復活!!
      ヤン

  5. 初コメントです。
    先日トッケビを語った者です。
    コメントありがとうございました。
    私も最初はトッケビがものすごくかわいそうに思ったのですが、
    この話はトッケビが幸運をもたらしてくれる存在として語られているので、
    さらっと楽しく語るように心がけました。
    ベテラン方の前で緊張して、トッケビ鍋を村じゅうの人に分けた場面が抜けてしまって、焦りが語りに影響しました。まだまだ未熟者ですみません。
    小学校では3、4年生に語りました。
    大人が感じるほど子どもたちは感情的にならず、楽しいお話として聴いてくれていたと思います。3年生のほうが神妙な顔つきで聴いてたかな。4年生はトッケビのまぬけさを最初のお金を繰り返し持ってくる場面から感じて、笑ってくれる反応を見せてくれました。
    どちらの学年も取っつきやすい内容だったのか最初からよく聴いてくれていました。とても語りやすかったです。

  6. ばなこママさま、お返事ありがとうございました!
    小さい子だと、トッケビをお友達のように思って可哀想がるかなと思いましたが、3,4年生ならまぬけさを笑うでしょうね。なるほど。タイトルからして、これはまぬけさを笑うおはなしですもんね。
    ばなこママさんの語りはとても聞きやすくてあったかでおもしろかったです。
    またいろいろ聴かせてください!

  7. ばなこママさん、コメントありがとうございます!
    「まぬけなトッケビ」いい話ですね。
    でも、あんな誠実な語りを聞かせてもらったら、あああ、私には無理やなあって思ってしまった。
    ヤン

  8. ヤンさんの語りだったら私、トッケビに同情しないかも(笑)
    ごぶさん、復活うれしいです!
    また、お話会実況中継たのしみにしています。
    いっぱい教えてください。
    私はおととい「ホットケーキ」をやって1年生にみごとに無視されて
    い~やいやいやとんでもない!僕はお父さんからもお母さんからも7人のはらぺこ坊主からも・・・
    とひとり孤独に唱えてきましたよ(号泣)
    ヤンさんには、「もう聞かせるおはなしで行ったら?」と引導渡されたし。
    ごぶさんのお話会ライブ、いつも羨ましいです。
    どうしたら子どもと一緒にたのしめるんかなあ・・・

  9. ヤンさん
    ありがとうございます!
    「昔話の形式意志」心してお待ちしています。よろしくお願いします!
    日常語でも、共通語でも、いつでも、どんな時も、子どもと はだかの付き合い が出来るようになりたいです。
    脱ぐタイミング?脱ぎ方?がなかなかムズカシイ…
    ひょうさママさん
    ありがとうございます!
    おはなし会、毎回うまくいけばいいのですが、まだまだ精進が足らず、脱ぎ方が悪く(?)反省する事も多いです…
    ひょうさママさん、冬眠ですか?
    早目の復活をお待ちしております~!

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